新機体 「シネスター6」
諸事情により今まで使っていた機体の
シネスター8を修理に出すことになりました。
そこで以前より検討していた新機体をこの機会に
いつもお世話なっているイデオモーターロボティックスさんで
新たに作ってもらうことになりました。
機体名は「シネスター6」。
違いはアームの数が8本から6本になったくらいの違いなのですが、
アームの数が少なくなるということは
アームとアームの間隔が広くなるということ。
それによって何が出来るようになるかというと
大きなプロペラを付けれるようになるのです。
プロペラが大きくなると浮力がより強くなり
モーターがあまり頑張らなくても機体が飛べるようになる。
そうなるとバッテリーをあまり使わなくなる。
さらに8個のモーターが6個になることでさらに節電。
と言う訳で今まで使っていたシネスター8に比べ
飛行時間は実に1.5〜2倍以上に延びるのです。
で、今回の機体のフライトコントローラーも
新しいものに替えてもらうことに。
以前からイデオさんに勧められていて
実はシネスター8にも換装していたのです。
「X AIRCRFT」社の「superX」です。
現在マルチコプターのフライトコントローラーといえば
DJI社のものが主流なのですが
私の個人的な感想ですが正直不安な要素があるのを感じていました。
自動航行モードやポイントオブインタレストなど
色々なモードがあって便利な面もあるのですが
振動による暴走事故や電波混線時のノーコンや
高度計の精度による微妙な上下動。
そして衛星のキャッチまでに時間がかかるなど
もちろん十分仕事の使用に耐えてはいたのですが
(なんせ私がずっと使用していたのはWookong-Mですから)
やはりもっと安定感と信頼出来るFC(フライトコントローラー)を
求めていました。
そんな自分の要求にピッタリの
フライトコントローラーなのです。
まず値段が安い!
DJIのフライトコントローラーはA2なんかだと
十うん万円にもなるのですが
こいつは半額以下くらいでなのです。
そして飛行安定性がとても高い!
テストフライトで飛ばして見ての感想は
高度の精度が高く上下動せずに
ピタッと止まってホバーしてくれる。
多分高度気圧計の性能が良いのでしょう。
そして何よりGPS精度がとっても高い。
最高11個!の衛星をキャッチしての止まり方が素晴らしく
飛行前の衛星サーチがとても早い!
すぐに衛星をつかまえてくれます。
いざという時の自動帰還モード以外の余計な機能を排して
シンプルに安定性を追求した感じのとても安定感のあるFCです。
さらにこいつの凄いところは
完全防水仕様なところ。
商品のホームページで西洋人の水着の女性が
水中でこのFCを持ってる写真が見れます。(笑)
で、さらにさらにこのFCは飛行記録を記録していて
パソコンにつないでログのデータをコピーして
ホームページのブラックボックスというサービスに
アップロードすることで、飛行記録、バッテリー電圧
GPS情報、モーターのパワーやバイブレーション
プロポの操作内容から何から何まで全部見れてしまいます。
自分が飛行中なにをしたのか丸裸です。
そしてカメラは4K撮影対応の「GH4」
ジンバルはもちろん「Movi 5」です。
こちらもイデオさんで購入したものです。
今回の機体は自然映像や地方、海外などに
搬送する事を考慮して頂き、分解しやすいような
工夫を施してある特注仕様で作って頂きました!
そのひとつがGPSアンテナの脱着アタッチメント。
これが、、、、
こうなります。。
あとはアンプにつながるコードを抜いて
アームを外せばものすごくコンパクトになり
搬送が楽になります。
そんな訳で新機体、とても良い感じに飛ばせております。
イデオさんありがとうございます!
この機体で、これから素晴らしい映像を
バンバン撮って行きたいと思います。
そうそう。
今回購入した新しいバッテリーと
画期的なプロペラについてはまた次回に。。
2014-11-05 13:02
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